金貸し「セントラル」の金利や審査、返済方法
セントラルは愛媛県に本店を構える金貸しで、中国四国を中心として金融業を営んでいましたが、近年は全国向けの事業を開始して、振込による融資に対応しています。窓口は愛媛県の2店舗だけですが、全国から申込可能です。セブン銀行と提携しており、セブンイレブンのATMを利用できます。
セントラルは債務整理の後や複数社からの借入がある状況でも審査に通過できるとして、ネットでは評価されています。通常は債務整理をしたら5年または10年後でないとブラックリストから消去されないので、消費者金融などの金貸しでは借入の申込はできませんが、セントラルではブラックリスト入りしていても通過できたという報告が多数寄せられています。
中小の金融業者は近年では大手の融資を断られた人を中心に独自の審査基準を用いて審査に通すようになっていますが、セントラルはその代表と言っていいでしょう。ただ、20歳以上の定期的な収入のある人で、他社からの借入が年収の3分の1に達していないこと、他の金貸しからの借入で延滞や遅延がないことが条件です。
金貸し「セントラル」の金利について
セントラルで適用される金利は、公式サイトでは契約限度額が100万円未満では年率4.80%から18.0%、100万円以上で年率4.80%から15.0%となっていますが、実質的には最高金利が適用されると考えていいでしょう。低い金利は目立ちますが、初回申込ではよほどのことがない限り、金利は最も高いものを適用するのが普通です。30万円を年率18.0%で借入すると、年間の利息は5万4000円で、日割にすると約147円、1ヶ月後は4438円となります。1ヶ月後に1万2000円を返済すると7562円が元金に充当されます。借入残高は29万2438円となり、ここにまた年率を掛けて日割り額を算出し、それに30または31を掛けた額が翌月の利息となります。
金貸し「セントラル」の返済について
セントラルは元利定額残高スライド式のリボルビング払いで返済していきます。最低返済額が決められており、借入残高が10万円以下のとき4000円、10万円超20万円のとき8000円、20万円超30万円のとき1万2000円となっています。借入残高が大きくなると最低返済額が大きくなる返済方式ですが、他社に比較すると若干高めに設定されています。たとえばSMBCモビットでは50万円を借入したときの最低返済額は1万3000円ですが、セントラルでは50万円を借入すると最低返済額は2万円に設定されます。返済方法はATMか銀行振込、店頭窓口から選択可能です。セブン銀行のATMで取引額が1万円以下で110円、1万円超で220円の手数料がかかるので注意しましょう。